イギリスでは、1963年11月に発表されています。この頃になるとビートルズは忙しくなっており、このアルバムの特色としては、積極的にカバー曲を取り入れ収録全14曲のうち、６曲のカバーが採用されています。また、とにかく話題になったのは、ジャケットの写真。ある日本の著名な写真家は、「ウィズ・ザ・ビートルズ」のジャケットを見てショックを受け写真家の道を志したとか、モノクロでありつつ、ライトの当て方に工夫を凝らした撮影は、当時としては画期的で、後世に影響を与えることになります。 強いインスピレーションを受けるのは、そのアルバムの写真だけでなく、サウンド面で、アルバム全般を通じて言えるのは、とにかく生き生きとしていて、コーラス、バックボーカルも力強い。まさに、これから世界へ羽ばたいていこう！というパワーを実感します。