鬼爪ナットでどうだ

 しかし、木ネジではもう一つ迫力に欠けます。
 トミーさんに相談すると、鬼目よりも鬼爪の方が簡単でうまく行くかもしれないということでしたので、日本橋の「ナニワネジ」に鬼爪ナットが売られていたことを思いだし、仕事の帰りに日本橋に寄って、購入してきました。
 たしか20個300円だったと思います。
 これは扱い簡単、バッフルの裏からネジ穴に入れハンマーで打ち込みます、これでバッフルに対して垂直に入っているはずです。

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 試しにFE208Σをセットして六角レンチを使って固定してみます。
 おお、ばっちり固定できます、鬼爪ナットですから六角レンチでいくらでも締め付けができます。
 やっぱりこれでなくっちゃね。

いよいよ組み立て

 さていよいよ組み立てですが、当日は午前中仕事のため午後からの作業になりました。

 トミーさんとは久々の作業となりますが、ここは今まで何本も製作したコンビ、ちょっとフライングもしているし。

 がんばって今日中に2本作るぞ~という意気込みでかかりました。

 しかし焦って雑な仕事をしてしまっては何もなりません、早くても正確に作るがモットーのナンノ方式、無理をせず、間に合わなければ翌日にということで・・・。

 さてすでにバッフルに穴は開けていますので、公式通り組立ていきます。

風林火山ここがナンノ方式

  1. 接合部にボンドを付けて釘を打ち付けていきますが、まず接合部の反対側  に板の当たる部分に鉛筆で線を引きます。
  2. 板の切り口のちょうど真ん中に来るように線を引いている板に釘の直径より も少し大きな穴をドリルで開けていきます。
  3. 接合部にボンドをたっぷり付け、ドリルで開けた穴にあらかじめ釘を入れて  おき板を接合します。このときに接合部の切り口を手で触り面がそろっている かを、確認します。
  4. 面が完全にそろっていることを確認してまず両端の釘をちょっと打ってみて  接合部にずれがないことを確認してから、全ての釘を打っていきます。
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部品を組み立てそれを組み合わせる

 順番に小さな部品を組み立ててから大きな部品と組み合わせていきます。
 当然の事ながら部品の組み立ては、直角の接合が増えてきます。
 この部品の組み立ての時にには同じ部品を置き台として利用すると簡単に組み立てできます。